スタッフブログ

こんにちは!
有限会社日成ホーム(プロタイムズ多治見店)です。
私たちは多治見市・土岐市・瑞浪市を中心に、外壁塗装・屋根塗装を行なっている地域密着の塗装会社です。

外壁塗装を検討し始めると、チラシやインターネットで
「無機塗料」「フッ素塗料」「無機シリコン」「無機フッ素」
といった専門用語を目にすることが増えてきます。

しかし、調べれば調べるほど

「シリコンとフッ素は何が違うの?」
「無機塗料って本当にそんなに長持ちするの?」
「無機シリコンと無機フッ素、どっちを選べばいいの?」

と、かえって迷ってしまう方も少なくありません。

多治見市は全国でも日差しが強く、外壁に負担がかかりやすい地域。
だからこそ、“自分の家にはどの塗料が最適なのか”を正しく知ることが大切です。

この記事では、塗料選びで失敗しないために

●無機塗料と有機塗料の違い
●無機シリコンと無機フッ素の特徴・価格帯
●築年数や立地に合わせたおすすめの塗料選び

などをプロの視点からわかりやすく解説します。
塗料の名前だけで判断せず、 本当に家に合った塗料を選べるようになるための記事です。
ぜひ参考にしてください。

1. そもそも「無機塗料」と「有機塗料」の違いとは?

まず、塗料選びの基本となる「無機」と「有機」の違いからご説明します。

塗料の基本構成

塗料は、大きく分けて4つの成分で構成されています。

この中で、塗料の耐久性(耐用年数)をほぼ決めているのが「樹脂」です。

「有機塗料」と「無機塗料」の定義

塗料は、主成分である樹脂が『有機樹脂のみか』『有機樹脂に無機成分を組み合わせているか』によって、大きく『有機塗料』と『無機塗料(有機・無機ハイブリッド塗料)』に分けられます。

■有機塗料
「有機物(炭素を含む化合物)」を主な樹脂として作られた塗料です。 私たちが普段使うプラスチックやゴムなども有機物です。一般的に、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料と呼ばれるものは、すべてこの有機塗料に分類されます。

■無機塗料
「無機物(炭素を含まない化合物)」を主成分として含む塗料です。 例えば、ガラスやセラミック、ケイ素といった鉱物 が無機物にあたります。

なぜ無機塗料は「長持ちしやすい」のか

無機塗料が長持ちすると言われる最大の理由は、主成分である無機物が「紫外線」によってほとんど劣化しないためです。

有機塗料(シリコンやフッ素など)は、長期間にわたり紫外線を浴び続けると、樹脂の結合が少しずつ分解され、色あせやチョーキング(※1)といった劣化が起こります。

一方、ガラスや石などの無機物は、太陽の光を浴びても何十年、何百年と形を変えません。
この紫外線への圧倒的な強さが、無機塗料の高い耐候性(※2)を生み出しているのです。

また、無機物は静電気を帯びにくい性質があるため、ホコリや排気ガスなどの汚れが付きにくい(低汚染性)という強みも持っています。

※1 チョーキング:塗料の膜(塗膜)が紫外線で劣化し、手で触ると白い粉がつく現象のこと。塗り替えが必要なサインです。

※2 耐候性:たいこうせい=耐久力のこと

無機塗料の注意点

ただし、「無機」と聞くと良いことばかりに聞こえますが、注意点もあります。

無機物(ガラスや石)は非常に硬い反面、「割れやすい」という弱点も持っています。
そのため、100%無機物だけで塗料を作ると、建物のわずかな動きやヒビ割れに追従できず、塗膜※がパリパリに割れてしまいます。

また、一般的にフッ素塗料よりも高価であり、塗膜が硬いぶん、施工には高い技術が求められます。

塗膜:とまく=塗料が乾いて固まった膜のこと

2. 「無機シリコン」「無機フッ素」とは?無機塗料でも“掛け合わせ”がポイント

現在の「無機塗料」は、無機物の「硬さ・強さ」と、有機樹脂の「柔軟性」を組み合わせた「ハイブリッド型塗料」として開発されています。

ハイブリッド型塗料とは?

「無機シリコン」や「無機フッ素」と呼ばれる【ハイブリッド型塗料】は、この“掛け合わせ”の種類のことです。

●無機シリコン塗料 無機成分シリコン系樹脂

●無機フッ素塗料無機成分フッ素系樹脂

無機成分をベースにしながら、弱点である「柔軟性」を補うために、シリコン樹脂やフッ素樹脂を掛け合わせているのです。

「無機シリコン」と「無機フッ素」の比較

では、掛け合わせる樹脂が「シリコン」か「フッ素」かで、具体的に何が変わるのでしょうか。
これは、塗料の「性能(耐久性)」「コスト」「向いているお住まい」に直結します。

一般的に、フッ素樹脂はシリコン樹脂よりも紫外線に強く高価なため、無機塗料でもその傾向が反映されます。

「無機フッ素」は、最高クラスの性能(耐久性)を持ちますが、その分コストも最も高くなります。
「無機シリコン」は、無機フッ素に次ぐ高い耐久性を持ちながら、コストバランスに優れています。

そのため、向いているお住まいとしては、初期費用をかけてでも塗り替え回数を最小限にしたい(20年~25年持たせたい)場合は「無機フッ素」、フッ素塗料並みの高い耐久性(15年~20年)をコスト良く実現したい場合は「無機シリコン」が適しています。

「無機シリコン」と「無機フッ素」の比較表(目安)

耐用年数や価格は、メーカーや製品、お住まいの環境によって異なります。

この表から分かるように、「無機シリコン」は、有機のフッ素塗料と同等かそれ以上の耐久性を持ち、「無機フッ素」は、現在ある塗料の中で最高クラスの耐用年数を期待できる塗料、という位置づけになります。

ただし、ここで最も重要な点をお伝えします。「無機」という名前がついていればどれも同じ、というわけでは決してありません。「無機塗料」と名乗るための明確な定義(無機成分の配合率など)はありません。

メーカーごとの仕様(無機成分の配合率など)や、塗料の配合技術、そして何よりも現場での施工条件(下地処理の質や乾燥時間)によって、塗料が発揮する性能は大きく変わってしまいます。

「無機塗料だから」と安心するのではなく、どのメーカーの何という製品を、どのように施工するのかまで確認することが大切です。

3. あなたの家にはどれが合ってる?選び方のチェックポイント

「結局、うちの家にはどの塗料が合っているの?」
その疑問に答えるために、塗料選びのチェックポイントをご用意しました。

お住まいの状況や、将来のメンテナンス方針(いつまで持たせたいか)に合わせて考えてみましょう。

外壁塗装|塗料選びの確認ポイント

当てはまる項目をチェックしてみてください。塗装を検討するときに家の状況や希望を明確にしておくことが大切です。

Q1. 築年数は何年ですか?
□ 築10~15年(初めての塗装)
□ 築20~25年(2回目の塗装)
□ 築30年以上(最後の塗装になるかも)

Q2. お住まいの外壁材は何ですか?
□ サイディング(継ぎ目にコーキング※がある)
□ モルタル(塗り壁)
□ 金属系(ガルバリウム鋼板など)

Q3. お住まいの立地環境はどうですか?
 □ 日当たりが非常に良い(南向き・西向き)
 □ 幹線道路沿いや線路沿いで、汚れ・排気ガスが付きやすい
 □ 周囲に川や田畑があり、湿気が多くコケや藻が生えやすい
 □ 多治見市のように、夏場の日差しが非常に強い

Q4. 次回の塗り替えは何年後にしたいですか?
□ 10~15年後(一般的なシリコン塗料程度)
□ 20年後(フッ素や無機シリコン)
□ 25年以上(無機フッ素。できるだけ長く)

※コーキング(シーリング):サイディングボードの継ぎ目や窓サッシの周りに使われる、ゴム状の充填材のこと。

あなたの家にはどれが合ってる?選び方のおすすめパターン

「結局、うちの家にはどの塗料が合っているの?」 その疑問にお答えします。塗料選びは、「次にいつ塗り替えたいか(耐久性)」「どんな環境から家を守りたいか(立地)」で考えると分かりやすくなります。

【パターンA】「とにかく長持ちさせたい! 塗り替え回数を減らしたい」あなた
■お悩み
「築年数が20年を過ぎ、これが最後の塗装になるかもしれない」、「次のメンテナンスは25年以上先にしたい」

■おすすめ塗料
無機フッ素塗料

■理由
初期費用は最も高くなりますが、耐用年数が20年~25年と群を抜いて長いため、将来のメンテナンス負担や塗り替え回数を最小限に抑えたい場合に最適です。

【パターンB】「汚れや色あせを、しっかり防ぎたい」あなた

■お悩み
「幹線道路沿いで排気ガス汚れが気になる」、「日当たりが良すぎて色あせが心配」、「多治見市の強い日差しが不安」

■おすすめ塗料
無機塗料(無機シリコン または 無機フッ素)

■理由
無機塗料は紫外線に非常に強く、汚れが付きにくい「低汚染性」を持っています。多治見市の厳しい日差しや、気になる汚れからお住まいの美観を長期間守ってくれます。

【パターンC】「コストと耐久性のバランスを重視したい」あなた

■お悩み
「初めての塗装(築10~15年)で、標準的な性能が欲しい」、「次の塗り替えは15年後くらいで考えている」

■おすすめ塗料
無機シリコン塗料 (または 一般的なシリコン塗料)

■理由
一般的なシリコン塗料(耐用年数10~15年)と、そのワンランク上でフッ素塗料に迫る無機シリコン塗料(耐用年数15~20年)が人気の価格帯です。

15年後を見据えるなら「無機シリコン」が有力な選択肢となります。

【重要】外壁材(サイディング・モルタル)と「施工品質」が仕上がりを左右します

お住まいの外壁材が「サイディング」「モルタル」の場合、特に注意が必要です。
どんなに高性能な無機塗料を選んでも、「施工品質」が伴わなければ、その性能は全く発揮されません。

特に、塗膜が硬い傾向にある無機塗料は、下地処理(高圧洗浄など)が不十分だったり、サイディングの継ぎ目のコーキング補修が適切でなかったりすると、早期の剥がれやひび割れの原因となります。

塗料の「名前」だけで選ぶのではなく、「誰が・どのように施工するか」、そして「施工後の保証」がどうなっているかまで確認することが、塗装を成功させる一番の近道です。

4. 外壁塗装の施工・費用・メンテナンス視点による留意点

塗料選びは、つい「初期費用」に目が行きがちです。しかし、本当に大切なのは、「将来の塗り替え回数」まで含めた長期のメンテナンスコスト(ライフサイクルコスト)で考えることです。

具体的なメンテナンスコスト

例えば、30年間で考えた場合…

10年ごとに「シリコン塗料(100万円)」で3回塗装 → 合計300万円
15年ごとに「フッ素塗料(130万円)」で2回塗装 → 合計260万円
20年ごとに「無機塗料(150万円)」で1回半 → 30年目でもまだ塗り替え不要かも?

このように、初期費用が高くても、長持ちする塗料(フッ素や無機)を選ぶほうが、トータルコストは安くなる可能性があります。

無機塗料を選ぶ際のチェックポイント

無機塗料は施工が難しく、価格も高額です。 後悔しないために、塗装会社に相談する際は、以下の点を必ず確認しましょう。

✅施工品質
その無機塗料の施工実績が豊富か?

塗膜の相性
現在の外壁材や、前回塗った塗膜との相性は問題ないか?

施工工程
メーカーが定めた適切な下地処理、塗り回数、乾燥時間を守っているか?

✅保証と実績
メーカーの製品保証だけでなく、「塗装会社」としての工事保証はあるか?

「無機塗料だから塗れば安心」は大きな誤りです。 正しい診断と、メーカー基準を守った丁寧な施工があって初めて、無機塗料の持つ「20年、25年」という耐久性が実現できるのです。

プロタイムズ多治見店の安心ポイント

私たちプロタイムズ多治見店は、多治見市・土岐市・瑞浪市に地域密着し、この地域の厳しい夏の暑さや気候環境を熟知しています。

「外装劣化診断士」の資格を持つ専門家が、あなたのお住まいの現在の状態を正確に診断し、過剰でも不足でもない、本当に必要な塗料プランをご提案します。

また、施工品質に自信があるからこそ、「製品保証」と「工事保証」をセットにした「W工事保証」をご用意。
施工後も長期にわたり、大切なお住まいをサポートするアフターフォロー体制 を整えています。

5. 多治見市で最適な外壁塗料を選ぶために

この記事では、複雑で分かりにくい「無機塗料」について、その正体と選び方のポイントを解説しました。

まず「無機塗料」とは紫外線に強い「無機物」の強みと、柔軟性を持つ「有機樹脂」の長所を掛け合わせたハイブリッド塗料であること 、そして掛け合わせる樹脂が「シリコン」か「フッ素」かで、「無機シリコン」「無機フッ素」と呼ばれ、耐久性や価格が異なることをご理解いただけたかと思います。

大切なのは、塗料の名前だけで判断するのではなく、お住まいの「築年数・立地・メンテナンス方針」に合わせて、最適な塗料を選ぶことです。

そして何よりお伝えしたいのは、どんなに高性能な塗料を選んだとしても、塗料を扱う塗装会社の「正しい診断」と「丁寧な施工」がなければ、その性能は全く発揮されません。

塗料の種類が多すぎて選べない、うちの家には何が合っているか分からない。そう感じたら、ぜひ一度、私たち有限会社日成ホーム(プロタイムズ多治見店)の「無料外壁・屋根診断」をご利用ください。

多治見市・土岐市・瑞浪市の気候と環境を熟知した専門家 が、あなたのお住まいの状態を隅々までチェックし、塗料の仕様、施工体制、保証内容 まで、分かりやすくご説明いたします。

LINEからのお問い合わせも受け付けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
外壁塗装・屋根塗装はプロタイムズ多治見店にお任せください。

ご相談は、お電話(0120-24-1653)、LINE、または当社のウェブサイトからお気軽にお問い合わせください。

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