スタッフブログ

タスペーサーを使用した屋根の塗装も通常の屋根塗装の工程と全く変わりありません。

ただ、タスペーサーを挿入する工程はメーカーからの指示があります。

下塗りが乾燥した後に挿入します。

屋根を塗装する場合、まずは屋根を高圧水洗浄にて洗浄して綺麗にします。

その次に屋根の状態に合わせて、シーラーやフィラーなどの下塗り材を塗ります。

その下塗り材が完了したら、タスペーサーを挿入します。

当社では、タスペーサーの挿入については、ダブル工法を採用しています。

標準的な大きさのスレート屋根材の場合、幅が９１センチあります。

その端から１５センチの所に１個挿入します。

これを右端、左端とダブル、行います。

下塗りが乾燥してからタスペーサーを挿入するのは、塗料によって溶けてしまうことを防ぐ為です。

もちろん、溶剤の塗料に対して耐性があるポリカーボを使用していますが、リスクを最小限にするためです。

タスペーサーが入りにくい箇所は皮スキや専用の工具を使い挿入します。

その後に中塗り、上塗り、を行います。

当社の場合は下塗りを2回行いますが、

これで完成になります。

出来上がった屋根を下から見上げますと、屋根の所々に小さな突起が見えるかと思います。

タスペーサーが使用されてます。

使用されてない屋根塗装と見比べることもできます。

できれば、タスペーサーを使用している業者さんを選びたいですね。

いまだに使用していない業者さんも多いです。

 

 

 

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