スタッフブログ

超低汚染リファインSI-IRは、JIS Z 2911 かび抵抗性試験、および、藻、抵抗性試験に合格。美観力保持力の向上につながると共に、アレルギーの原因にもなるカビを抑制する、
人体にも優しい塗料です。
カビの試験を見ると、培養、4週間後では、超低汚染リファインSI-IRでは、さほど、カビの発生は、みられませんが、凡庸塗料では、かなり、カビの発生が見られます。
藻の培養、4週間後の様子を見ると、超低汚染リファインSI-IRでは、藻の発生は、見られません。しかし、凡庸塗料では、図としては、藻の発生が見られ
ます。塗料の劣化要因である紫外線に強い耐性を発揮することを、高対候性といいます。促進対候性試験(キセノンランプ式)において、4500時間経過後も光沢保持率
80パーセント以上を保持(期待耐用年数15年から18年)従来のフッ素塗料と同等の高い耐候性を発揮します。
あくまで、試験環境下における実測値であり、高耐候性を保証するものではありません。実際の自然暴露環境下では、下地の状態、施工方法、気象条件により耐候性は
異なる場合があります。
そして、超低汚染リファインSI-IRの、高対候性を有する2つの理由を説明しましょう。
1つめは、無機成分の配合です。一般的な、シリコン塗料に比べて、無機成分を高濃度に配合しています。その為、樹脂同士が強固に結びつき、緻密で強靭な塗膜を
形成し、紫外線に対して、強い耐候性を発揮しているのです。
2つめは、塗膜の劣化要因である、ラジカルの発生を抑制しています。
一般塗料の白色顔料の主成分、酸化チタンは、紫外線の影響を受けると塗膜の劣化因子、ラジカルを発生し、塗膜を破壊、劣化させてしまいます。超低汚染リファインSI-IRは
このラジカルの発生を抑制する高対候性参加チタンを使用しています。その為に、劣化の進行を抑えることができます。
また、超低汚染リファインSI-IRは、下地の動きに対応して、表面にひび割れが起こりにくいのです。
柔軟性を有することで、下地の動きなどにも塗膜が対応するため、塗膜表面のひび割れが起こりにくく劣化の進行を抑えます。良いですね。
ここに、写真もあります。超低汚染リファインSI-IRを塗布した鉄板を折り曲げた様子が見られます。塗膜には、亀裂もひび割れも見られませんね。
それは、どういうことかと、言いますと、硬度と柔軟性を併せ持つ、コアシェル構造に採用により、表面のひび割れを抑えているのです。
コア層とシェル層の2層からなるシリコン樹脂を採用しています。コア層(核部分)は、柔軟性を、シェル層(コアの周囲を覆う部分)は、強靭性を持つため、下地の
動きなどにより樹脂に衝撃が加わっても、柔軟性に優れたコア層が衝撃を吸収します。この効果により樹脂粒子が破壊されにくく、劣化の進行を抑えます。
凄いですね。
外部から、衝撃が加わった時の樹脂粒子のイメージ図としては、一般的なシリコン塗料の場合は、揺れなどによる下地の動きが加わったとしたら、高硬度な場合、柔軟性が
無い為、衝撃により、ひびが入りやすく、劣化しやすいと、言えます。
これが、コア、シェル構造のシリコン樹脂ですと、揺れなどによる、下地の動きが加わった場合、コア層が柔軟性を持つため、外部からの衝撃をコア層が吸収します。
その為、樹脂が破壊されにくく、劣化の進行を抑えます。と、こんな感じです。 超低汚染リファインSI-IRは、遮熱性も持っています。遮熱性により、塗膜表面の温度上昇を抑え、熱による劣化を防ぎます。
特殊無機顔料の使用により、温度上昇の主要因となる近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成します。熱により塗膜が劣化するのを防ぎます。
では、遮熱性のメカニズムについて、お話しましょう。
遮熱効果の高い、特殊無機顔料を使用しています。使用している特殊無機顔料は、一般的な塗料に使用されるカーボンブラックなどの顔料が日射反射率2%であるのに対し
44%の日射反射率を誇ります。この高い、日射反射率により、高い遮熱性を発揮します。

ピックアップPICKUP