スタッフブログ

外壁塗装や屋根塗装など、ご自分のお家の塗り替えを検討する場合、費用や価格、業者選び、もありますが、次は、どんな色にしようかな？という色選びもとても楽しみになりますよね。

業者さんを選んだ後に、一生懸命、近くのお家を見て回る人も沢山お見えになります。

塗り替えをしたら、この先、１０年は同じ色を見ながら生活されることになります。

そういった点では、御自宅のお色選びは大変、重要になると思います。

ですが、どうやって色を選んだらよいのだろう？

失敗したらどうしよう？

我が家にはどんな色が似合うのだろう？

次回は、ガラリと色を変えてみたいな

といったお考えは次から次へと出てくると思われます。

ご自分のイメージした色で失敗や公開をしないようにコツとポイントを御紹介しましょう。

色選びをする際に注意したいのが人間の目の錯覚です。

知っておきたいのが、人の目の特性です。

どういうことかと申しますと、面積効果により、同じ明るさの色でも明るく見えたり、暗く見えたりする場合があります。

人間の目には同じ明るさの同じ色であっても、面積が小さいと暗く見えたり、広い部分は明るく見えたりします。

これは面積効果と呼ばれています。

これは確かにありますね。

このように、面積効果を知ってしまうと、その知識から同じに見えるかもしれませんが、大体の人は大きな方が明るく見える、と言われる方がほとんどです。

日本塗料工業会の色見本帳で色を選ぶ際、本当に小さい色見本帳ですので、それで大きな実際の外壁の面積はサンプルとは比較にならない大きさです。

小さな色見本帳で見た時よりも、実際の大きな外壁の面積は数百倍、いや数千倍ということがあります。

こういうことがほとんどで、サンプルよりは絶対に明るく見えます。

サンプルでは一段階、暗めの色を選ぶと、その差が少なるなるかもしれません。

人間の目の特性により、明度比による影響で、同じ色であっても明るく見えたり濃く見えたりします。

特に、ツートンで塗り分ける場合、隣の家の色によって、色合いが濃く見えたり、明るく見えたりもします。

やっかいです。

これが明度比と呼ばれる現象です。

例えば、片側の家が落ち着いた色で塗った場合、隣のお家が鮮やかな色で塗ったとします。

そうすると、必要以上に鮮やかな感じを受けることになります。

本来の色よりは、明るすぎるように感じてしまいます。

ご自分のお家のみの感覚でお色を選べないというのもおかしな話ですね。

お隣のお家が落ち着いた色の場合、その家の隣で明るめの色を選ぶ場合は、ワントーン暗めの色を選ぶと良いでしょう。

逆に、片側が落ち着いた色の場合、御自宅に暗めの色を使用する場合、必要以上に暗く感じてしまう場合があります。

その時にはワントーン明るめの色を選ぶと良いでしょう。

これで目の錯覚によるギャップが解消されます。

 

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