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外壁を触った時、なんとなく触れた時に白い粉が手に付いたり洋服に付いたりしませんか?
それがチョーキング(白亜化)現象です。
経年劣化により起きるのが一般的です。が、業者の施工不良により起きる場合もあります。
では、どんな施工不良があるのでしょうか。
チョーキング(白亜化)を速めてしまう施工不良にはどんなものがあるのでしょう?
1、高圧水洗浄が不十分だった。
2、高圧水洗浄はしっかりと行ったが、乾燥時間が不十分だった。
3、塗料を規定以上に薄めてしまった。
4.塗料をしっかりと攪拌しなかった。
5、メーカーが推奨する気温(5度C)未満の時に塗装を施工した
6、雨の日や湿度が高すぎる日に塗装を施工した。
7、各、塗り工程で乾燥時間を守らなかった、などなど
が挙げられます。
上記の事柄を一つでも守られなければ、メーカーの想定する年数よりも大分早くチョーキング(白亜化)が起こってもおかしくありません。
そういうことを考えると、いかにしっかりとした業者さんに依頼することが大事かということです。
では、チョーキング(白亜化)現象の確認方法には、どんな方法があるのでしょう?
私達が現場にて行っている方法には、黒い手袋をして、壁をこすると分かりやすいです。
外壁を手で触る、或いは、布やティッシュなどで軽く触った時に粉が付いてくるようですとチョーキング(白亜化)が発生しています。
薄っすらと付いてくるようであれば、そろそろ外壁の塗り替えを検討しなくてはいけません。
ベッタリと付いてくるようであれば、塗膜の寿命がきていると判断してもおかしくはありません。
防水性が落ちていて、雨が降った時など、外壁に雨水がしみ込みやすい状態です。
また、外壁に水を掛けてみるのも良い方法です。
チョーキング(白亜化)が始まったばかりの時には、そんなに色は変化しません。が、かなり進んでくると、色は大きく変化します。
そういうことでも判断できます。
これは外壁に雨水が染み込んでいるためです。
外壁材に雨水が染み込むと収縮の原因になります。反りやヒビ、割れの原因になります。
そうした被害から大事な御家を守る為にも早目の塗り替えをお勧めします。